
AI画像って作ってみたいけど、無料で作れるの?難しくない?
そう感じていませんか?
AIツールや画像生成に初めてふれるときって、ちょっとハードルが高く思えますよね。
この記事は、そんな不安を感じているあなたのために、無料で簡単にできるAI画像生成のはじめの一歩をやさしく解説しています。
画像生成ツールの実際の操作手順や、生成した画像の使い道までわかる内容です。
読んだあとには、「私にもできそう!」と安心して一歩を踏み出せるはずです。
AI画像生成とは?初心者にもわかる基本知識

AI画像生成は、今や誰でも無料で気軽に試せるほど身近な技術になってきているんですよね。
まずは、AI画像生成の基本について簡単に解説します。
AI画像生成ってなに?
AI画像生成とは、人工知能(AI)に「こんな画像を作って」と指示することで、絵やイラスト、写真風の画像を自動で作ってくれる技術のことです。
たとえば「青い空に浮かぶ猫の島」と入力するだけで、そのイメージに合った画像をAIが作ってくれます。
絵を描くスキルがなくても、文章だけで理想の画像が作れるのが魅力ですよね。
どんなことができるの?
AI画像生成で作れるものは、想像以上に幅広いです。
- イラスト風のキャラクターや動物
- 写真のようなリアルな人物や風景画像
- ファンタジー世界のようなアート
- LINEスタンプやSNSアイコンに使える素材
- 商用利用もOKなロゴやバナー素材
これらが無料ツールでも簡単に作れるので、ブログやSNSで使いたい初心者にも人気です。
どんな人におすすめ?
AI画像生成は、以下のような人に特におすすめです。
最近では、スマホからでもAI画像を生成できるツールが増えており、パソコンがなくても始められるのも嬉しいポイント。
それでは、実際に画像を作ってみましょう!
実際に画像を作ってみよう!やさしい操作手順

ここでは初心者でも簡単に・無料でAI画像を作る方法を、4つのステップでやさしく解説していきます。
「AI画像なんて作ったことが無いんだけど…」というあなたでも大丈夫!
たった4つのステップで簡単にできるので、画面を見ながら一緒に作っていきましょう。
今では無料で画像を作れるAIツールは星の数ほどありますが、今回はGoogleの「ImageFX」という無料ツールを使います。
このImageFXは無料で・日本語でも使えるうえに、Googleが提供している画像生成ツールなので、「AIツールは興味あるけど、怪しいものを使うのは怖い」という人でも安心ですね。
【ステップ1】ツールにアクセスする
まずは「ImageFX」の公式サイトにアクセスして、ログイン。
Googleアカウントを持っていれば、そのアカウントでログインができますよ。

【ステップ2】プロンプトを入力する
ログインをすると、以下のような画面が表示されます。

ではまずは、画像のサイズ(アスペクト比)を選択します

今回は『縦向き(9:16)を選んでみます。
ここは、あなたが作りたい画像のサイズを選択すればOK。
例えば、もしアイコン画像を作りたいなら『正方形』を選ぶと良いでしょう。

では次に、中央にある入力欄に、「こういう画像を作って欲しい!」という指示文(=プロンプト)を入力します。

ImageFXは日本語のプロンプトにも対応しているので、あなたが作りたい画像のイメージをそのまま日本で入力すればOK。
例えば、
「青い空の下でコーヒーを飲む猫のイラスト」
こんな感じでキーワードを入れるだけ。最初は短めのプロンプトで大丈夫です。
慣れてきたら、もっと具体的なプロンプトを入力するとより面白い画像ができるので、ぜひ色々と試してみたくださいね。
【ステップ3】画像が生成されるのを待つ
「生成」ボタンを押すと、数十秒ほどで画像が表示されます。
※場合によっては数分かかることもありますが、気長に待ちましょう
↓こんな感じの画像が生成されました

最大4枚の候補が表示されるので、その中からお気に入りの画像を選びます。
【ステップ4】画像を保存する
気に入った画像の上にカーソルを合わせ、「ダウンロード」ボタンをクリックすると保存できます。

ファイル形式は「JPEG」なので、ブログやSNSにもすぐ使えますよ。
これで画像の生成とダウンロードは完了!
どうでしょうか。AI画像を作るのってこんなに簡単にできてしまうんですよ。
さて次は、作ったAI画像を使う前に確認するべきことについてです。
【ステップ5】使う前に確認!著作権と商用利用について
画像生成ツールは無料で使えるものも多いですが、もし「この画像を副業で使いたい」という場合は注意が必要!
ツールによっては、生成された画像は商用利用NGということもあるので、使いたいツールの利用規約は必ずご自身で一読してください。
ちなみに、この記事で使用したImageFXですが、前述のように商用利用の可否は公式の利用規約には明示されていません。
なので、ImageFXで生成した画像を副業で使うかどうかはご自身で判断していただき、また、利用規約も改定されることがあるのでこまめに確認することをおすすめします。
ImageFXや商用利用については、こちらの記事も併せてお読みください。
🔰初心者向けポイントまとめ
それでは次に、AI画像の活用アイデアをご紹介。
せっかく作った画像をどう使うか?活かし方によって可能性は広がりますよ。
AI画像をどこで使う?初心者におすすめの活用アイデア

さて、あなたもAI画像を作れるようになりました。
でも、せっかく良い感じの画像ができたのに、自分で見ているだけではもったいないですよね。

無料でAI画像を作ってみたけど、これって何に使えるの?
そんなあなたに、AI画像のおすすめ活用方法をいくつかご紹介します。
実際に私も副業や趣味でも取り入れているアイデアなので、あなたにもきっとぴったりの使い道が見つかるはず!
1. ブログやSNSのアイキャッチ画像やアイコンに使う
記事や投稿に画像があるだけで、読みやすさ・拡散力がグッとアップします。
例えば、
- ブログ記事の冒頭にAI画像を設置して世界観を演出
- InstagramやX(旧Twitter)の投稿にイラスト風の画像を添えて目を引く
また、趣味用でも副業用でも、せっかくSNSのアカウントを開設したら、自分らしいアイコンにしたいですよね。
そんなときでも、AIツールで簡単にお気に入りのアイコン画像が作れちゃいます。
2. LINEスタンプやグッズ化して販売する
生成した画像を活用して、オリジナルのLINEスタンプやTシャツ・雑貨を作ることもできます。
- LINEクリエイターズマーケットでスタンプ販売
- SUZURIやpixivFACTORYでAI画像を使ったグッズを作成
- 無料ツールだけで完結できるため、初心者でも低リスク
LINEスタンプの作り方・販売方法は、こちらの記事をご覧ください。
3. Kindle電子書籍の挿絵やぬりえ本にして販売
AI画像は、Kindle出版の表紙や挿絵にも活用できます。
「文章を書くのは得意だけど、挿絵用のイラスト、誰か書いてくれないかなぁ…」
なんていうお悩みも、AI画像で解決ですね。
また、塗り絵本や絵本を作って販売することも可能!
私も実際に塗り絵本の販売をしてみたので、後日その記事も公開予定です。
4. SNS用ショート動画などの背景に
AI画像は、ショート動画などの背景としても活用できます。
もしあなたがSNSを運用していて、「背景用の良いかんじの画像が見つからないな…」という場合は、いっそ自分で作っちゃえばいいんです。
もし今後、副業でSNSへの投稿を始めたいときでも、AI画像を活用すれば、投稿用の画像選びも、今までよりもグッと楽になるはず!
5. 画像を動かして動画化する
作ったAI画像を動かせる(動画化する)ツールというのも、今はたくさんあります。
静止画だったものが動くというのは、初めて見たときは感動しつつも、ちょっと恐ろしいなとも思いましたが…(笑)
動画化するツールを使うことで、さらに可能性は広がりますので、ぜひ試してみてくださいね。
AI画像を無料ツールで動かす(動画化する)かんたんな方法は、こちらの記事をご覧ください。
よくある質問
- Q1. 本当に無料でAI画像を作れるんですか?
- A
1. はい、無料で使えるAI画像生成ツールは多数あります。
ImageFX(Google)、Canva、Leonardo.Aiなど、多くのサービスが無料プランを提供しています。
ただし、ツールによっては生成回数や画像サイズに制限がある場合もあるため、使い方に応じてツールを使い分けたり、有料プランを検討するのも一つの方法ですね。
- Q2. 作った画像は商用利用できますか?
- A
2. ツールによって異なりますが、無料プランでも商用OKなものがあります。
たとえば、この記事で使っているImageFXは、前述のように商用利用の可否が明示されていないので、販売目的での使用には注意が必要。また、ブログ記事やSNSなどの情報には誤情報が無いとも限りませんし、利用規約は改定されることもあるので、どのツールを使うにせよ、利用前に各ツールの利用規約・ライセンス情報を必ずご自身で確認することをおすすめします
- Q3. 英語ができなくても使えますか?
- A
3. 日本語対応のツールも増えており、英語が苦手でも大丈夫です。
この記事で使ったImageFXやCanvaなど、日本語プロンプト(指示文)に対応したツールも多くあるのでご心配なく。ただし、一部の海外ツールでは英語のプロンプトにしか対応していないものもありますし、日本語対応しているツールでも、英語のプロンプトの方が生成される画像の精度が高い場合もあります。
でも、そんな時でもChatGPTなどを使えば英訳も簡単にできますので、英語ができなくてもとくに問題はありません。
- Q4. スマホだけでもAI画像を作れますか?
- A
4. はい、スマホだけでも十分に画像生成が可能です。
ブラウザ型のツールや専用アプリなどもあるので、PCがなくても、スマホだけでAI画像は簡単に作れます!
この記事で使用したImageFXはスマホでも使いやすいため、移動中やスキマ時間にも気軽に画像の生成ができますよ。
- Q5. プロンプトって何ですか?どう書けばいいの?
- A
5. プロンプトとは、AIに「何をして欲しいのか?」を伝えるための“指示文”のこと。
たとえば、「可愛い猫のイラストを作って」とか、「○○について調べて」などがプロンプトと呼ばれる指示文ですね。画像を生成するばあい、今回の記事で作ってみた「青空の下でコーヒーを飲む猫のイラスト」のように、主語+状況+雰囲気を組み合わせて書くと、希望通りの画像になりやすいです。
ですが、慣れるまではまずは短いプロンプトでもOK!生成された画像が気に入らなければ、「ここをもう少しこうして欲しい」というプロンプトを、その都度ちょっとずつ追加していけば大丈夫です。
- Q6. 著作権は大丈夫ですか?
- A
6. 基本的には自由に使えることが多いですが、注意も必要です。
多くのツールでは「生成した画像=著作権は生成したユーザーのものになる」というのが基本ですが、それもツールによるので、事前に利用規約などの確認は必須!
また、 AIが他人の作品を元に生成している場合もあるため、「完全オリジナルかどうか」は保証できないこともあります。
商用で使う場合は、クレジット表記の要否も併せて確認をしておくと安心ですね。
ちなみに、そもそも著作権があるもの(アニメのキャラクター等)の画像を参照したりそれに寄せて作った画像は、著作権的にはNGだと思うので、少なくても商用利用は避けましょう。
- Q7. 作った画像は保存して何に使えますか?
- A
7. 保存した画像は幅広く使えます。
例えばブログ・SNS・note・LINEスタンプ・Kindle本・SUZURIのグッズ制作などなど。
無料でも十分実用的な画像が作れるので、副業や趣味、資料作成にも活用可能です。
まとめ|まずは1枚、画像を作ってみよう!

AI画像は、単なる趣味を超えて実用性・収益性にもつながるツールです。
今や専門的な知識がなくても、誰でも無料でかんたんにAI画像生成ができる時代になりました。
今回ご紹介したImageFXのように、日本語プロンプト対応のツールもたくさんありますし、スマホ1台で完結するものも多いため、初心者の方でも気軽に挑戦できますよね。
まずは試しに画像を作ってみることで、
「こんなに簡単だったの?」
「もっといろいろ作ってみたい!」
という発見があるはずです。
しかも、生成した画像はブログ・SNS・note・LINEスタンプ・Kindle出版・グッズ制作など、幅広く活用可能。
これは、試してみる価値は十分にありますよね!
最初の一歩に迷ったら…
画像は、言葉では伝えきれない「雰囲気」や「世界観」を形にしてくれます。
Xでは、「TLで流れるのを防止のため、画像を貼りました」という投稿もあるように、文字だけよりも画像が一緒にあったほうが目にも留まりますしね。
最初は、 「AIなんて触ったことがない自分に使いこなせるかな…」と不安な気持ちはありますが、まずはこの記事を見ながら画像を1枚作ってみて、その画像をSNSに投稿するなど、気軽に活用してみてください。
あなたの想像をカタチにする第一歩を踏み出してみませんか。
このブログでは、今後も、ツールの比較やプロンプトのコツ、副業への応用方法などもご紹介していく予定です。
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